将棋

史上最年少棋士

「星一つリードしているとはいえ、順位が下なので、最終日は連勝しないと頭ハネを喰らうだろうなぁ」と思っていたのですが、追いかけるほうもこけちゃって、トップで通過。実力だけじゃなくて、運も持ち合わせているようです。 9月3日(土)に将棋会館で行わ…

佐藤天彦名人誕生

A級に上がって即、名人は、谷川、羽生についで3人目だとか。 谷川 羽生 佐藤 年度 在籍 年度 在籍 年度 在籍 1977 C2 1986 C2 2007 C2 1978 C2 1987 C2 2008 C2 1979 C1 1988 C1 2009 C2 1980 B2 1989 C1 2010 C2 1981 B1 1990 B2 2011 C1 1982 A 1991 B2 20…

将棋界の一番長い日〜A級順位戦最終局一斉対局日〜

昇級したばかりの佐藤天彦八段が勝って、名人挑戦を決めました。降級は郷田真隆王将と久保利明九段。 B級1組は、3月10日の最終局を残して稲葉陽八段と三浦弘行九段が昇級を決めています。降級は先崎学九段が決定。もう一人の降級は畠山鎮七段と村山慈明七段…

将棋界の一番長い日

第9回詰将棋解答選手権チャンピオン戦

斎藤慎太郎三段が、100点/137分で連覇しました。2位は黒川智記初段で100点/147分。3位は竹中健一アマで90点/176分。以下北浜健介七段、井上徹也アマ、宮田敦史六段、君島俊介アマ、広瀬章人七段、千葉幸生六段、永瀬拓矢四段。

第8回詰将棋解答選手権チャンピオン戦

今年は、東日本大震災委の影響で、東西同条件にならない危険性を考慮して、東西別開催となりました。東は、優勝が井上徹也アマ(100点−137分)、第2位が中村太地五段(100点−156分)、第3位が広瀬章人王位(100点−165分)でした。西は、優勝が斎藤慎太郎三段…

谷川浩司九段、史上最年少で通算1,200勝

竜王戦2組1回戦で、中川大輔八段に勝ち、公式戦通算1,200勝(698敗、3持将棋)を達成しました。大山康晴十五世名人*1、中原誠十六世名人、加藤一二三九段に次ぎ史上4人目。48歳11カ月での達成は史上最年少。 *1:通算1,433勝で、歴代1位です。

将棋界の一番長い日

A級順位戦最終局一斉対局日。BSで中継があります。結果が出るのは、明日、未明。 <2011年3月3日追記>プレーオフになると予想していたのですが、外れました。森内九段対久保二冠戦の終局は1時40分。朝刊の〆切りに間に合わなかったようです。 第69期将棋名…

新四段、決まる

第47回奨励会三段リーグ戦最終日。佐々木勇気三段と船江恒平三段が四段昇段を決めました。佐々木三段は、まだ16歳。史上6番目の若さと思われます。船江三段は、詰将棋作家としても知られ、詰将棋の優秀作品に贈られる「看寿賞」を2004年度に中編部門で獲得し…

羽生善治名人・王座・棋聖、通算1,100勝

この度、羽生善治名人(39歳)が6月1日に東京・将棋会館で行われた第51期王位戦挑戦者決定リーグ白組プレーオフ(対戸辺誠六段戦)に勝ち、7人目となる公式戦通算1100勝を達成いたしました。 なお、羽生名人の1100勝は四段昇段後24年5ヶ月、39歳8ヶ月での達…

有吉道夫九段、引退

実力が全ての世界で、この歳まで現役を続けられたというのは、驚異です。 将棋の現役最高齢棋士、有吉道夫九段(74歳)が24日、関西将棋会館で行われた第36期棋王戦予選トーナメントで矢倉規広六段(35歳)に敗北。日本将棋連盟の規定により、同日付で引退し…

小学6年生、女流王将戦本戦入り

将来有望ですね。本戦は16名でのトーナメント。まだ組み合わせは発表されていませんが、ここで1勝できればたいしたものです。 将棋の第32期女流王将戦予選が15日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、小学6年生の竹俣紅さん(11歳)=東京都=が女流プロ2人を…

第7回詰将棋解答選手権チャンピオン戦

前半戦でトップに立ったスーパーあつし君こと宮田敦史五段がそのまま押し切ると思われたのですが、後半戦で失速し、敗れました。優勝は、船江恒平三段(奨励会員)。只一人の全問正解です。準優勝は、井上徹也アマ。以下、広瀬章人五段、行方尚史八段、斎藤…

有吉道夫九段、1,000敗

加藤一二三九段についで2人目です。1,000敗の価値については、こちらを。 将棋の現役最年長棋士で、引退が決まっている有吉道夫九段(74歳)が9日、公式戦で歴代2人目となる1,000敗目を喫した。2007年に加藤一二三九段(70歳)が初めて記録して以来。タイト…

将棋界の一番長い日

A級順位戦最終第9回戦の一斉対局日です。2敗の三浦弘行八段は勝てば挑戦権獲得。負けるとプレーオフになります。降級は佐藤康光九段が決まっていて、もう一人が誰になるかも決まります。 <2010年3月3日追記> 三浦弘行八段*1が、勝って羽生善治名人への挑戦…

有吉道夫九段、NHK杯本戦出場を決める

将棋の現役最年長棋士で、来月31日付での引退が決まっている有吉道夫九段(74歳)が23日、第60回NHK杯将棋トーナメントの予選で3連勝し、本戦出場を決めた。対局日や対戦相手は未定だが、放送は4月以降となる見込みで、NHK杯では勝ち続ける限り対局できる。 …

渡辺竜王、A級入り

2月5日に行われた順位線B級1組で深浦王位に勝って、昇級を決めました。おめでとうございます。「昇級争いの直接対局を4連勝することが出来たのは望外」だったとか。

有吉道夫、大内延介両九段、引退へ

大内延介九段(68歳)も同様に引退が決まりました。C級2組では、児玉孝一七段(59歳)、藤倉勇樹四段(30歳)の降級も決定。児玉孝一七段は59歳ですので、来期、所定の成績を収めてC級2組への復帰を決めないと、引退になります。 将棋の現役最年長棋士、有吉…

タイトル戦で反則負け

集中し過ぎて、途中に駒があることが抜け落ちちゃったのでしょうか。「自分でも何がおこったのかわかりませんでした。」(本人談)だそうです。 石橋幸緒女流王位(28歳)に清水市代女流名人、女流王将(40歳)が挑戦している将棋の第20期女流王位戦5番勝負…

3連敗4連勝

昨年の竜王戦に続いて、第50期王位戦でも3連敗4連勝となりました。 囲碁 1973年 第12期名人戦 林海峰名人 ×××○○○○ 石田芳夫本因坊 囲碁 1983年 第7期棋聖戦 趙治勲名人・本因坊 ×××○○○○ 藤沢秀行棋聖 囲碁 1983年 第38期本因坊戦 林海峰九段 ×××○○○○ 趙治勲…

瀬川晶司四段C級2組へ昇級

おめでとうございます。 サラリーマンから将棋棋士へ転身した瀬川晶司四段(39歳)が15日、東京・将棋会館で行われた対局に勝ち、規定の勝率に達してフリークラスから名人位につながる順位戦C級2組へ昇級した。 瀬川四段はアマチュア時代に特例の試験を受け…

名人戦対局中に観戦記者がサインを求める

晩節を汚してしまいましたね。 10日9時45分頃、第67期名人戦七番勝負の第1局が行われていた椿山荘の部屋で、朝日新聞社から観戦記を委託されたフリーの記者(75歳)*1が羽生善治名人(38歳)に扇子を差し出してサインを求めた。次の手を考慮中だった羽生名人…

第6回詰将棋解答選手権チャンピオン戦

大方の予想どおり、スーパーあつし君*1こと宮田敦史五段が優勝しました。只一人の全問正解。第1〜3回、第5回に続いて5回目の優勝*2です。準優勝は、広瀬章人五段。以下、斎藤慎太郎三段(奨励会員)、及川拓馬四段、谷川浩司九段、篠田正人アマ。第4回優勝の…

中原誠中原誠十六世名人、引退を表明

将棋の中原誠十六世名人(61歳)が11日午後、将棋会館で記者会見を行い、3月末をもって引退すると表明した。現役生活は43年で、タイトル獲得は歴代3位の通算64期*1。永世棋聖、永世十段、永世王位、名誉王座の永世5冠を得た。会見では「潮時と思い、決意した…

C級2組順位戦最終対局日

現役最年長で負ければ降級、即、引退の有吉道夫九段(73歳)対勝てば昇級の高崎一生四段(22歳)の一番は、有吉九段が勝って残留。有吉九段は岡山県備前市出身。故大山康晴十五世名人に師事し、1955年にプロに昇格。棋聖獲得1期、棋戦優勝9回。今回で通算成…

将棋界の最も長い一日

A級順位戦最終ラウンド一斉対局日。谷川浩司九段対鈴木大介八段の一局は負けた方が降級だったのですが、谷川九段が勝って残留。これでA級(以上)在籍連続28期*1になります。挑戦者は郷田真隆九段。もうひとりの降級者は深浦康市王位。タイトル保持者が落ち…

東大卒女流棋士第1号

顔写真付で記事になっていましたが、片上大輔*1君の偉業*2と比べれば、ベタ記事程度でいいんじゃないかと。名人戦を共同開催している毎日新聞が、棋士と女流棋士の違いを知らないはずはないし。 東大卒で将棋の女流プロ棋士を目指していた、渡辺弥生(みお)…

3連敗4連勝

第21期竜王戦。将棋界では初の出来事です。第4局の打ち歩詰めで流れが変わったようです。「妻の小言。」が効いたという説も。ちなみに、囲碁界では、今まで6回ありました。 囲碁 1973年 第12期名人戦 林海峰名人 ×××○○○○ 石田芳夫本因坊 囲碁 1983年 第7期棋…

将棋界の一番長い日

A級順位戦最終日、通称「将棋界の一番長い日」です。今年は挑戦者が決まっちゃっているので、盛り上がりに欠けるかもしれません。 23日の三段リーグ最終日は大混戦で、熱くなりそうです。