タイトル戦で反則負け

集中し過ぎて、途中に駒があることが抜け落ちちゃったのでしょうか。「自分でも何がおこったのかわかりませんでした。」(本人談)だそうです。

石橋幸緒女流王位(28歳)に清水市代女流名人、女流王将(40歳)が挑戦している将棋の第20期女流王位戦5番勝負の第2局は14日、札幌市豊平区のルネッサンスサッポロホテルで行われ、18時53分、後手の清水が石橋の反則によって勝ち、1勝1敗のタイに持ち込んだ。
日本将棋連盟によると、将棋のタイトル戦での反則負けは「男女を通じ、過去20年間の棋譜を調べた中では前例がない」(手合課)という。同連盟関係者によると、1954年の第13期名人戦7番勝負第2局で、大山康晴名人に挑戦した升田幸三八段が時間切れの反則負けをしているが、極めて異例という。
(2009年10月14日=北海道新聞