ひかり電話東西間不通

今度は東西間の通話が不通だそうです。

NTT東日本NTT西日本が提供するIP電話サービス「ひかり電話」で、23日6時25分頃から、東日本管内と西日本管内をまたがる電話がつながらなくなった。同10時6分頃復旧したが、約3時間40分にわたるトラブルで、計約317万回線が影響を受けた。
NTT東西間をつなぐ接続装置のプログラムの不具合が原因とみられ、装置を管理するNTT東日本の子会社NTT-MEがプログラムを改良したところ復旧した。
(2007年5月23日=NIKKEI NET)

<2007年5月24日追記>
原因は違っていたようです。

問題を起こしたのは、両社のひかり電話網をつなぐ中継網内の呼制御サーバー。入札によって、NTT東子会社のNTT-MEが提供している。
NTT-MEは5月21日深夜から22日早朝にかけて、呼制御サーバーのハードディスクを予防的な保全作業で交換。この際に作業員が入力したコマンドに誤りがあり、ハードディスク内の一部データが損壊した。そして23日6時25分、損壊したデータが呼制御サーバーのメモリに読み出されダウンしてしまった。
問題となった呼制御サーバーには、待機系のサーバーとハードディスクも用意されていた。ただ、待機系に切り替わるのはサーバーのハードウエア故障の場合で、今回のようなソフトウエアに起因するものはそれ以外のケースとなる。手動で待機系に切り替えることも可能だが、その措置はとらなかった。最終的には、ハードディスク内のソフトウエアを再インストールすることで、同日10時過ぎに回復した。
NTT東日本は「障害の分析を基に、コマンドの打ち間違いの防止やバックアップの対策を打っていく」(広報室)と説明する。今回、東西NTT合計で約318万回線のひかり電話が影響を受けた。
(2007年5月24日=NIKKEI-BP)

某21氏の所に、思わず「ケーブル抜け!」と書いたのは秘密ということで。(w