10日午後8時20分ごろ、奈良県葛城市尺土の近鉄南大阪線尺土駅構内で、ホームに停車していた大阪阿倍野橋発吉野行き急行電車が、ドアを開けたまま約60センチ前進。降車しようとした乗客1人が足を捻挫した。

 近鉄によると、男性運転士が誤って約18メートル手前に車両を停止したため、ドアが開いたことに気付かないまま、本来の停止位置まで前進させようとブレーキを緩めた。乗客約500人が乗っていたという。

MSN産経