FXはF-35

政府は20日午前の安全保障会議(議長・野田首相)で、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)として、米英豪など9か国が共同開発中の最新鋭戦闘機「F-35」(開発主体=米ロッキード・マーチン社)を選定した。
共同開発国以外でのF-35導入は、イスラエルに次ぎ、日本が2例目となる。
F-35は、老朽化が進んでいる空自のF-4戦闘機の後継となる。防衛省は2012年度予算に4機分(1機99億円)を計上したうえで、将来的に整備費など含め1.6兆円をかけ、42機の配備を目指す。
今回の選定では、F-35のほか、米国の「F/A-18」(開発主体=米ボーイング)と、英独など欧州4か国が共同開発した「ユーロファイター」(同=英BAEシステムズ)が候補になった。
(2011年12月20日=YO<