Winny開発者、無罪確定へ

おめでとうございます、壇先生。

インターネットを通じて映像や音楽を共有するソフト「Winnyを開発し、著作権法違反の幇助罪に問われた元東京大大学院助手・金子勇被告(41歳)の上告審で、最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は、有罪を求めていた検察側の上告を棄却する決定をした。19日付。無罪とした二審判決が確定する。
金子元助手は2002年5月、自ら開発したWinnyをインターネットで公開。2003年9月、松山市の無職少年(当時19歳)ら2人=著作権法違反の罪で有罪=がWinnyでゲームソフトや映画をダウンロードし、不特定多数へ送信できるように手助けした、として起訴された。
2006年12月の一審・京都地裁判決は「著作権者の利益が侵害されるのを認識しながら、Winnyの提供を続けていた」として罰金150万円の有罪とした。一方、2009年10月の二審・大阪高裁判決は「著作権侵害が起こると認識していたことは認められるが、ソフトを提供する際、違法行為を勧めたわけではない」として、無罪としていた。
asahi.com

専門家のblog。