山陽新幹線、岡山までトンネル内で携帯OKに

全線で使えるようになるのは、いつになるのでしょうか。

JR西日本は、これまで携帯電話で通話できなかった山陽新幹線兵庫県境から岡山駅までの12か所のトンネル内(計約16km)で、7月19日から通話可能になると発表した。
携帯電話の電波が届かなかったトンネル内にアンテナを設置したためで、これで新大阪〜岡山駅間のほぼ全区間で通話できるようになるという。
同社によると、山陽新幹線は約半分がトンネルで、「通話が途中で切れる」「通話出来ない区間が多すぎる」などの苦情が寄せられていた。このため、同社は2010年以降、新大阪駅側から順次、トンネル内にアンテナを設置し、携帯電話の「不感地帯」解消を進めてきた。岡山〜福山駅間の16か所のトンネル(計約27km)でも、今秋には通話可能になる見通し。
ただ、同社は、車内でのマナーとして座席での携帯電話の通話は禁止しており、「通話可能な区間は広がりますが、デッキでのご利用を」と呼び掛けている。
(2011年6月17日=YOMIURI ONLINE