東京モノレールで変電所火災

原因は何だったのでしょうか。

4日8時50分頃、東京モノレール品川変電所で、火災報知機が作動した。東京消防庁によると、変電所内の配線約1mが焼けており、約1時間半後に消し止められた。同変電所はモノレールに送電しており、この火事の影響で、東京モノレール羽田空港線が全線で停電。上下線計5本がモノレール浜松町〜流通センター間の高架上で停止し、うち2本は50分後に運転を再開したが、残り3本は、10時47分に運転を再開するまで乗客約1,280人が車内に閉じ込められた。けが人はなかったが、計11,000人に影響が出た。
変電所は出火当時、無人で、警視庁高輪署は漏電が原因の可能性もあるとみて、出火原因を調べている。
東京モノレールによると、同変電所は東京電力から送られた電気を変圧し、モノレールに送電する施設。東京モノレールには変電所は7か所あり、品川変電所はモノレール浜松町大井競馬場前に送電していた。
(2011年2月4日=Yomiuri ONLINE