しなの鉄道、増発

現有車両は169系(3両×4本)と115系(3両×11本)ですが、E127系のような車両に更新した方がよいでしょう。何年か前に車両を更新する計画はあったのですが、資金難で潰れたようです。この辺、県が助成してもよいのではないかと思います。

しなの鉄道は8月から、小諸〜軽井沢間の列車を上下で13本増やし、1日の運行本数を42本から55本とした。同鉄道は1997年10月の開業時から乗降客数の減少が止まらない。国補助金や沿線自治体の負担金で列車を増やして利便性を向上させ、「乗降客の減少をなんとか下げ止めるのが目標」と関係者は話す。
軽井沢駅ではこのほど、増便を祝う式があった。新幹線との接続も改善されて平均10分で乗り継げることから、あいさつに立った佐藤雅義・軽井沢町長は「東京方面から御代田、小諸方面へのアクセスがよくなり新しい利用客が見込める」と期待を込めた。
増便は沿線の9市町などでつくる「しなの鉄道活性化協議会」の事業で、費用は今年度2660万円。半額を国の地域公共交通活性化・再生事業の補助金で、残りを小諸市御代田町軽井沢町の沿線3市町で負担する。今年度から3カ年、事業を続けるという。
しなの鉄道によると、同鉄道の乗降客数は開業翌年の1998年度で約1223万人あったが、右肩下がりで減り続け、2007年度で14.7%減の約1044万人。今回の増便でも「利用者増は厳しい」とみている。
(2010年8月17日=asahi.com