名古屋市交と名鉄は電子マネー

JR東海はどうするのでしょう。

名古屋市交通局名古屋鉄道は12日、2010年度から市営地下鉄、市バス、名鉄電車に共同で導入するICカード乗車券に、買い物の支払いができる電子マネー機能を付ける方針を明らかにした。JR東日本Suicaなど、関東や関西ではIC乗車券による電子マネーサービスが普及しているが、東海地方の鉄道事業者では初めて。
駅の専用機でお金を蓄えたIC乗車券を、買い物時に店頭の読み取り機にかざせば、手軽に電子決済ができる。まずは駅構内にある売店自動販売機で使えるようにする。
利用できる店舗が増えれば増えるほど、IC乗車券の魅力が高まるとして、市交通局は地下鉄に接続する地下街や公共施設に広げるほか、コンビニエンスストアやスーパーの開拓にも力を入れる。名鉄もグループ内の相乗効果を高める形で店舗拡大を検討している。
IC乗車券は、定期入れのまま自動改札機にかざすだけで通過できる。JR東海は2006年、在来線でIC乗車券のTOICAを導入したが、電子マネー機能を付けていない。JR東海広報部は「現在勉強中」としている。
(2009年2月13日=CHUNICHI Web)