NYで不時着

A320ですが、バードストライクで2発とも停止してしまったようです。よく無事に降りられたものです。

米連邦航空局(FAA)などによると、USエアウェイズの旅客機(乗員乗客155人)が15日15時半(日本時間16日5時半)頃、ニューヨークのラガーディア空港から離陸した直後にハドソン川に不時着した。当局者らによると、乗員、乗客は全員、無事が確認されたが、15人前後が病院で手当てを受けている。
不時着したのは、ノースカロライナ州シャーロット行きの1549便。ハドソン川西岸のニュージャージー州の警察情報筋によると、操縦士は鳥が機体にぶつかったとして緊急信号を発していた。
目撃者らは「完璧な不時着だった」と話している。現場にはただちに警察や消防隊が駆けつけ、乗客らは沿岸警備隊の救助ボートや民間フェリーで助け出された。ニューヨーク市内は当時、気温が零下6度を下回る寒さだった。
ブッシュ米大統領は、乗員や救助者の対応をたたえるとの声明を発表した。ニューヨークのブルームバーグ市長も、重傷者がいなかったのは奇跡的だとして、操縦士らの対応を評価した。
情報筋がCNNに語ったところによると、操縦士は当初、ラガーディア空港に戻ろうとしたが、その後ニュージャージー州側の空港がより近いと判断。そちらに向かうとの連絡を最後に通信が途絶えたという。乗客によると、客室内では離陸後に煙のにおいがし始め、操縦士から衝撃に備えるようにとのアナウンスがあった。国家運輸安全委員会(NTSB)などが詳しい原因を調べている。
(2009年1月16日=CNN)