路線バス、乗ろうとした乗客を引きずる

バスで、乗ろうとしている乗客を挟んで引きずるというのは珍しい事故というか、基本動作はどうしたんだと。

宇都宮中央署は22日、宇都宮市北一の沢町のバス停で18日午後、関東自動車の路線バスに乗ろうとした同市内の私立作新学院小1年の女児(7歳)が、車体前部の乗降口ドアに手を挟まれたまま約40m引きずられ、左膝などに軽傷を負っていたと発表した。
調べでは、18日15時20分頃、路線バスの男性運転手(44歳)が女児が手を挟まれているのに気付かず、停留所を発車。約40m走った所で女児はドアから手が抜け倒れた。路線バスは当時、10〜15km/hの低速運転だったという。
同署は、男性運転手を近く自動車運転過失傷害の疑いで書類送検する方針。同署交通管理官の男性警視(56歳)が、事故書類を見落としていたため、発表が遅れたという。関東自動車総務部は「被害者に深くおわびする。今後は社員教育を徹底させる」と話している。
(2007年10月22日=Yahoo!ニュース(毎日新聞))