KDDIがJCNを子会社化
光ファイバーはNTTがシェアを上げてきていますから、対抗策としての子会社化でしょうか。元々、CATVは地域ごとの免許だったのですが、最近では系列化が進んでいます。
KDDIはCATV2位*1のジャパンケーブルネット（JCN）*2を子会社化する。現在JCNの持ち株会社の株式の約47％を保有しているが、富士通の持つ約28％分を取得する。取得額は200億円程度とみられる。家庭への回線を持つCATV会社との連携を深め、光ファイバー通信事業でNTTグループに対抗する。富士通はCATV事業から撤退する。
KDDIは昨年3月に丸紅、セコムが持つJCN持ち株会社の株を約330億円で取得し筆頭株主となった。富士通の持ち分も取得して出資比率を約75％に高める。残り約25％は東京電力が引き続き保有する。
（2007年4月24日＝NIKKEI NET）
