名古屋ガイドウェイバス債務超過

名古屋市が最大出資者となっている新交通システムガイドウェイバス志段味線ゆとりーとライン)」を運営する「名古屋ガイドウェイバス」が、2005年度末で約10億円の債務超過に陥っていることが分かった。
固定資産の含み損処理を義務づける減損会計の適用で評価損が生じ、1,867百万円の特別損失を計上したため。同社は、2008年度を目標とする経営改善計画を策定、利用者数の増加を図り債務の解消に努めるとしている。
同線は全国初のガイドウェイバスとして2001年3月に開業。当初の利用者数は予測の1/2程度の1日当たり約5,300人にとどまったが、2005年度には約8,400人まで増加。減価償却前収支を初めて黒字化した。
しかし、国の会計基準によって2006年3月決算期から減損会計が義務化されたことを受け、730百万円としていた軌道の評価額が、ほかの用途への転用ができないことを理由に0に。
車両や建物などでも評価損が生まれ、減損分は1,867百万円に上った。これにより、約2,150百万円だった累積赤字は4,002百万円にまで拡大した。
(2006年9月27日=Chunichi Web Press)

「ほかの用途への転用ができないから資産価値が0」というのは何か変です。
で、同社のWebサイトを見ていて、「トップ」をクリックしたら、
http://demo.omakase.net/test_guidewaybus/maindoc2.shtml
に飛ばされました。(わら)