岡山でHareca

両備バス岡山電気軌道下津井電鉄は、10月1日からICカードが利用可能となると発表した。中国地方の交通機関ICカードを採用するのは、今回が初めて。
利用可能となるのは、利用客が多い岡山市35路線、倉敷市18路線、玉野市2路線で、岡山電気軌道路面電車全線でも導入する。3社は来年秋を目標に全路線に利用範囲を広げる。現在の磁気型バスカードは引き続き使用できる。
カードの名称は「晴れの国岡山」にちなみ「Hareca」と命名プリペイド方式を採用し、2,000円で販売する。うち500円分は預かり金で、利用サービス分を含め1,620円分が使用できる。利用限度額は2万円。
Hareca導入に合わせ3社は、「PiTaPa」による運賃精算ができるようにする。Harecaでは、関西私鉄などでの運賃精算はできない。
(2006年8月24日=山陽新聞