下関駅仮駅舎完成

下関の顔に相応しい新駅が、早期に建設されますように。

1月の放火事件で焼失したJR下関駅舎東口に仮駅舎が完成した。旅行代理店や金融機関のATMコーナーも仮店舗で営業を再開。13日には駅長や市長らが出席してオープン式典もあり、7ヶ月ぶりに焼失前のサービス機能がほぼ回復した。
仮駅舎は長さ40m、幅17mとほぼ焼失前の状態に復活。うち屋根付き部分9mに接した300平方メートルの区画に鉄筋平屋の仮店舗を設けている。市のサテライトオフィスもここに再入居した。
また、焼け落ちた乗務員センター跡を整備して、新たに59台分の駐車場を確保し、焼失以来以来、閉鎖されていた隣接の駐車場と合わせ計163台分と収容スペースが広がった。仮駅舎建設費は乗務員センター跡の取り壊し費用などを含め約4億5千万円。
東口全体の本格整備を含めた「新駅」構想はまだ具体化されていない。
(2006年8月16日=中国新聞