10都市にLRT

富山は動くと思いますが、他はどうでしょうか。

国土交通省は16日、2016年度までの10年間に、LRTを新たに全国の約10都市で整備する方針を決めた。停留所で次の車両の到着時間を知らせるシステムなどの開発費3億円を2007年度予算の概算要求に盛り込む。
道路から直接乗り降りできる路面電車は、高齢者も利用しやすく排ガスも出ず、環境にやさしいことから近年、再評価が進んでいる。国交省は、LRTを都市内交通機関として有望視、支援に本腰を入れることにした。
今年4月開業の富山港線に続き、環状線を計画している富山市や、既にLRT導入に向けた調査が始まっている宇都宮市堺市などが候補地に挙がっているが、具体的には同省が2008年度以降に決める。
自治体が事業者や住民と協力し、LRTを含めた公共交通機関の活用を図る「地域総合交通戦略」を定めることが条件。戦略で定める内容を2007年度初めにも市町村に示した後、選定された対象地域に建設費を重点配分する方針。
(2006年8月16日=NIKKEI NET)