電気機関車の主抵抗器から出火

3日7時ごろ、滋賀県米原市長久寺のJR東海道線の線路上で、新座貨物ターミナル発百済ターミナル行き下り貨物列車(26両編成)の電気機関車から出火。約30分後に鎮火し、機関車の動力部分を焼いた。けが人はいなかった。貨物列車は現場で停車中。
滋賀県警米原署などによると、電流を流す抵抗器から出火しており、漏電か過電流が原因とみて調べている。
JR貨物によると、同日5時半ごろに貨物列車の安全装置が作動して停止。7時ごろに運転を開始しようとしたところ、機械室から煙が出ているのが確認された。
(2013年8月3日=MSN産経)

JR東海道線で発生した貨物列車の機関車火災で、機関車内部で電圧を調整する抵抗器と呼ばれる部品が数十個焼損していたことが3日、JR貨物への取材で分かった。同社で車両管理を担当する社員は「過去、例がない」と話しており、中部運輸局も職員を派遣し、原因究明のため検査を始めた。機関車は詳しい出火原因を調べるため、吹田機関区に運ばれた。
(2013年8月3日=MSN産経)