8日9時50分頃、滋賀県近江八幡市若宮町の東海道新幹線で、線路内に立ち入った男性会社員(49歳)が、東京発広島行き「のぞみ101号」にはねられ、即死した。
JR東海は、下りが東京〜新大阪、上りは新大阪〜名古屋間で運転を見合わせた。約1時間20分後、運転を再開したが、上下計57本が最大80分遅れ、約47,000人に影響した。
滋賀県警近江八幡署などによると、現場の線路は盛り土をした部分で、フェンスで立ち入れないようになっている。
山陽新幹線にも遅れが出たため、JR西日本は新大阪発博多行きの臨時列車を1本、走らせた。
(2012年3月8日=YOMIURI ONLINE