1日100人も乗客がいない路線です。毎日これだけ乗ってくれればと思ってしまいます。

岩手県岩泉町で2010年7月に脱線事故が発生し、茂市〜岩泉間で全線運休が続くJR岩泉線の早期復旧を目指した住民決起大会が22日、同町で開かれた。高齢者の通院や通学などに欠かせない交通手段の復活を求めた。
大会は町や、町観光協会、商工会らでつくる岩泉線存続強化促進期成同盟会などが主催し、関係者約900人が出席。期成同盟会会長の伊達勝身町長は「開業から約60年が経過した中で最大の危機。一日も早い復旧が必要だ」とあいさつした。
期成同盟会事務局が現状を報告し、岩泉〜宮古間の代行バスが走行する国道340号は道幅が狭く、急カーブが連続する難所であることを指摘した。同区間の所要時間は、電車の1時間15分に対し、バスは2時間超であることから、利便性に欠けることも報告した。
(2012年1月23日=KOLnet)