ANA機が急降下

近くに似たようなスイッチがあって、間違ったようです。

浜松市沖の太平洋上空を飛行していたエアーニッポン運航の那覇発羽田行き全日空140便ボーイング737-700型が6日夜、突然急降下し、客室乗務員の女性2人が軽傷を負っていたことが分かった。全日空国土交通省が7日、明らかにした。乗客にけがはなかった。
全日空によると、トイレのため操縦席を外した男性機長(64歳)がコックピットに戻ってきた際、施錠していたドアを開けようとした男性副操縦士(38歳)が、解錠スイッチと間違えて機体の左右の向きを調整するスイッチを操作。機体が不安定になり、約30秒間にわたって約1,900m降下した。この際、国が指定した限界速度を超過していたという。
運輸安全委員会は事故につながる恐れがある「重大インシデント」と判断。航空事故調査官を8日、羽田空港へ派遣する。
同機は6日21時10分ごろに那覇空港を離陸。22時50分ごろ、上空約12,500mを飛行中、機体を左に傾けるように急降下した。調理室にいた乗務員(26歳)が首を捻挫、もう1人の乗務員(30歳)がひざにすり傷を負った。
副操縦士が機体を立て直し、機長と操縦を交代。飛行を続け23時半ごろ、羽田空港に到着した。
(2011年9月7日=MSN産経)

asahi.comは「浜松市の南約40キロを時速約500キロで飛行していた」などと書いていますが、そんなに遅い速度で飛んでいるはずがありません。「約500kt」を「約500km/h」としちゃったんでしょうね。