飯山線で誘導誤りによる踏切事故

現場はここでしょうか。雪の壁で、見通しがとれなかったようです。

1日正午すぎ、津南町上郷寺石のJR飯山線の大根原踏切で、男性団体職員(59歳)のライトバンが、長野発十日町行き普通列車と衝突、男性は頭を強く打ち、脳内出血などで死亡した。踏切は故障中で、JR東日本の社員が下りていた遮断機を上げ、車を誘導した。十日町署は業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。同社は人為ミスを認め、謝罪した。列車の乗客7人と乗員2人にけがはなかった。
国交省北陸信越運輸局は同社に文書で警告。同省運輸安全委員会の事故調査官が調査に入った。
(2011年2月1日=新潟日報

<2011年2月2日追記>
連絡の不備ではなかったようです。

津南町上郷寺石のJR飯山線の大根原踏切で1日、JR東日本社員の誘導ミスにより踏切に進入した車が列車と衝突、運転していた男性が死亡した事故で、JR東日本新潟支社は2日、事故列車が遅れていることを現地の社員が事前に把握していたことを明らかにした。
同社によると、故障した踏切の復旧作業に来た社員5人のうち、現場責任者の男性(52歳)が運行を管理する長野支社に1日11時に連絡した際、同支社が8分遅れだと伝えた。事故列車は正午すぎに10分遅れで現場を通った。
(2011年2月2日=新潟日報