エアプサン機が、滑走路に無許可侵入

ヒューマンエラーを0にすることはできないので、この手の事故は、システムを改善しない限り撲滅できないでしょう。

26日11時35分頃、福岡空港で、離陸準備をしていたエアプサン141便(B737-400型機、乗員乗客153人)が、管制官の指示がないまま滑走路に誤進入し、着陸のため同空港の南約5.6kmまで近づいていた日本航空3530便(同型機、乗員乗客108人)が着陸をやり直すトラブルがあった。
両機の乗員乗客にけが人はなかった。
国土交通省によると、管制官は、エアプサン機に対し、滑走路手前で待機するよう指示したが、同機が誘導路からそのまま滑走路に進入し始めたという。
運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大インシデントにあたるとして、27日にも、調査官2人を派遣して調査を始める。
(2010年12月27日=YOMIURI ONLINE