東武野田線で誤開扉

異例な扱いの中で確認を失念してしまったようです。今回はホームを4mはみだしただけだったので救護もスムーズに行えたのですが、東京近郊の普通列車の場合、次の駅に着くまで*1待った方がスムーズに事が運ぶ可能性が高いでしょう。

8時1分頃、第724列車(柏7:10発「普通大宮行き」6両編成)が八木崎駅を発車直後、車内の異常を乗務員に連絡する装置が鳴動したため、急停車しました。ホーム上にいた駅係員が車内の急病人を発見し、お客さまを救護するため車掌にドア開扉を要請しました。このとき列車の先頭部がホームから約4mはみでた状態となっておりましたが、車掌がとっさにドアを開けてしまいました。
この結果、先頭車両のドア1枚がホームにかかっていないまま、ドアが開いた状態となりましたが、急病人のお客さまをホームへの救出後、車掌は安全を確認してドアを閉扉しました。
なお、ご乗車のお客さま(乗車効率約80%)で、転落やお怪我をしたお客さまはいませんでした。
当該列車は、八木崎駅を2分遅延で発車いたしました。
(2010年8月20日東武鉄道

*1:本件だと次の駅まで1.9kmですから、3分もあれば着くはずです。