美祢線不通

石灰石輸送もなくなっていますし、このまま廃線にしてもよいのかもしれません。

厚狭川の増水により、川沿いを走るJR美祢線の線路に多大な被害が出た。現在は不通になっており、JR西日本によると、復旧のめどはたたないという。
JR西日本によると、美祢市西厚保町の厚狭川にかかる線路約25mが橋脚ごと増水で流された。美祢市大嶺町西分の同川にかかる鉄橋の近くでは、線路の盛り土(高さ約3m、幅約6m)が約20mにわたって流され、レールと枕木だけの中ぶらりの状態になっている。
近くに住む農業の女性(61歳)は「40年近く住んでいるが、こんな大雨被害は初めて。鉄橋が低いとはいえ、滝のように水が流れてきて、一気に田んぼが水につかった」と、田んぼに流れ込んだ流木などを取り除いていた。
このほか線路の敷石や土砂が流出したり、流木などが線路をふさぐなどの被害も出ており、JR西日本は「当分の間は不通になるだろう」と話している。JR美祢線は大雨のために13日から運転を見合わせていたため、列車への被害はないという。
(2010年7月17日=山口新聞)