JR東中野駅で携帯操作中に触車、死亡

JR東中野駅では、2007年12月5日に、携帯ラジオを聞いていた大学院生が触車、死亡しています。それ以外にも列車の追突が、1964年、1980年、1988年12月5日と3回、発生しています。

JR東中野駅で18日10時10分頃、中央線下りホームにいた都内の無職女性(33歳)が、千葉発三鷹行き普通列車(10両編成)にはねられた。警視庁中野署によると、女性は左側頭部を打って約3時間半後に死亡が確認された。同署は、目撃情報から、女性が携帯電話の操作に気を取られて電車の接近に気づかなかったとみている。
鉄道各社によると、駅ホームで携帯電話の操作をしている人の死亡事故は、ほとんど例がないとみられる。
中野署によると、事故直前、ホーム中ほどにいた女性が下を向いて携帯電話を操作しているのを近くにいた複数の人が見ていたという。同駅に停車しようとした電車の3、4両目の連結部付近が、女性の側頭部に接触した。
JR東日本によると、在来線ではホームの黄色い線から先端までは、国土交通省ガイドラインで80cm〜1mある。女性は携帯の操作に熱中していて、線を大きく踏み越えていたとみられる。
(2010年5月19日=asahi.com