CATV事業買収

地域毎に会社を作っていたのも、今は昔です。

KDDIは子会社でCATV2位のジャパンケーブルネット(JCN)を通じ同7位の東京電力のCATV事業を買収する。買収額は200億円前後とみられる。NHKや民放がインターネットを通じた視聴サービスを始めるなど番組配信の手法が多様化している。CATV会社は規模拡大による生き残りを目指しており、最大手のジュピターテレコム(JCOM)が3位の企業を買収するなど寡占化が急速に進んでいる。
17日に発表する。東電子会社のテプコケーブルテレビ(T-CAT)と川越ケーブルビジョンを買収する。T-CATの有料テレビサービスの加入世帯数は約11万世帯、川越は約2万世帯。JCNの有料テレビ加入世帯数は合計約73万世帯になり、シェアは10%強に高まる。買収により約37%となるJCOMと合わせると2社で5割近くを占めることになる。
(2008年12月17日=NIKKEI NET)