名古屋市交通局ポイントサービス導入へ

結構、大きな還元率ですね。車との競争が激しいからなのでしょうか。ちょっと、びっくりです。

名古屋市は2010年度から市営地下鉄とバスに導入を決めているICカード乗車券に、全国の主要鉄道会社で初めて、利用実績に応じて料金が還元されるマイレージ制を採用する。将来は電子マネーとして買い物もできるように検討する。
マイレージは月単位で精算し、額に応じて利用額の10〜13%がもらえる。例えば1カ月に5000円乗れば12%が還元され、600円が自動的に翌月にカードに蓄積される。平日の昼間や土日なら地下鉄で20%、バスなら30%がカードにたまる。
IC化に伴う総事業費は155億円。カードは名鉄と相互利用できるが、マイレージ名古屋市の独自制度。
ICカードは首都圏の「Suica」やJR東海の「TOICA」が先行。カードを定期入れに入れたままでも、かざすだけで改札を通過できる。非接触のため故障が少なく、改札機や料金箱のコスト削減効果もある。
(2008年11月14日=CHUNICHI Web)