中央リニア新幹線ボーリング調査開始

いよいよ始まりました。

2025年の中央リニア新幹線開業を目指すJR東海は28日、山梨県早川町内で南アルプス山脈の水平ボーリング調査を始めた。調査地点は山梨実験線の延長線上にあり、自費建設を表明した同社が有力視する「直線ルート」の適否の判断材料になる。
全国新幹線鉄道整備法に基づく、最終段階の地形・地質調査。3月中に長野県大鹿村からも調査を始め、南アルプス直下を両端から直径10cm、長さ3kmの穴を開け、地質やわき水の有無などを調べる。
この日は、同町新倉の県道沿いの土手に、削孔機で穴を開けた。奥の岩盤に到達した後、ボーリング用の機械に切り替え、地質を調べる。調査は数年にわたって続く見込みだが、年内には国土交通省への報告に必要な情報を得る。
(2008年2月29日=asahi.com