高千穂鉄道、残区間の廃止届を提出

ダメだったようです。

高千穂鉄道の内倉社長と小川修一専務は27日、九州運輸局を訪れ、高千穂線(高千穂〜延岡間、50.0km)の高千穂〜槙峰間(20.9km)の廃止届を提出した。
区間の休止期限が切れたため。来年12月28日までに全線廃線が確定する。
内倉社長らは原正博鉄道部長と面会。「民間会社から施設の無償譲渡と経営権の委譲についての要請を取り下げるとの申し出があり、8月30日の取締役会で承認した通り廃止を届け出る」などとした廃止届を提出した。
槙峰〜延岡間(29.1km)は、9月に廃止が確定している。
(2007年12月27日=宮崎日日新聞

高千穂線の経営所有権を持つ第三セクター高千穂鉄道は27日、高千穂〜槙峰間の廃止届を国土交通省九州運輸局に提出した。1年以内に廃線が確定する。残る延岡〜槙峰間は既に廃線となっており、高千穂〜槙峰間の廃線が確定すれば全線廃線となり、1935年開業の同線は約70年の歴史に幕を下ろす。
一昨年の台風で運行停止に追い込まれた同線をめぐっては高千穂鉄道が復旧を断念。代わって高千穂町観光協会や商工会、焼酎メーカーなどが出資して設立した民間会社「神話高千穂トロッコ鉄道」が高千穂鉄道からの鉄道事業引き継ぎを目指してきたが、開業資金調達のめどが立たず、最大株主の同町観光協会などが再開をあきらめ、同社から出資金を引き揚げることを決めた。同社の要請で同区間の休止期限を今月26日まで延ばしてきた高千穂鉄道は、こうした動きを受けて廃止届を出した。
高千穂鉄道は人件費などで資金が底をつく2009年3月までに清算手続きを終える方針で、鉄道施設や土地などの資産は廃線確定後に沿線1市2町に寄付する。
一方、神話高千穂トロッコ鉄道は開業のために寄せられた募金が約4000万円残っていることから、残った株主らで経営陣を組み直して再開を模索していく予定。関係者によると、廃線が確定した場合でも路線の一部を公園化して列車を遊具として走らせるなど、観光に特化した形で再開・復活させる案が浮上しているという。
(2007年12月28日=西日本新聞

ありゃ。勘違いしていた悪寒。修正しないと。というわけ?で、「s/営業廃止/営業廃止届提出/」にしますた*1

*1:2007年10月24日、11月14日、11月25日、12月20日の日記計4箇所です。