ライバルグループへ合流?

現在、4グループから申請が出て*1おり、経営破綻したアイピーモバイルが返上した周波数*2を考慮しても、どこかが脱落するわけですが、脱落するくらいならライバルとでも手を組むということでしょうか?

ソフトバンク孫正義社長は26日、日本経済新聞記者に、同社がイー・アクセスなどと組んで免許申請している次世代高速無線について「(競合している)アッカ・ネットワークスとNTTDoCoMoの陣営と合流する用意がある」と述べた。年内に決まる予定の次世代無線の事業者免許では、2つの枠を4陣営が争っており、NTTDoCoMoと合流することで事業に参加できる可能性を高める狙い。
孫社長は「我々とアッカ・NTTDoCoMo陣営が合併して、KDDI陣営と2つの枠を獲得すればいい。先週、事業モデルが似ているドコモ陣営には合併を打診した」と明らかにした。ウィルコムについては「経営破綻したアイピーモバイルが返上した第三世代携帯電話の周波数を使ってほしい」とした。ウィルコムはその場合、新たな手続きが必要になるためサービス開始が1年以上遅れるとして強硬に反対している。
(2007年11月27日=NIKKEI NET)

*1:今回、全国展開する移動通信に割り当てられる周波数は、2545MHz〜2575MHzと2595MHz〜2625MHzの30MHz幅が2つ。

*2:2010MHz〜2025MHzの15MHz幅。