山陰本線京都〜園部間線増工事の遅れ

こちらも難航しているようです。

山陰本線京都〜園部間の複線化事業につきましては、2003年12月に安全祈願祭を行い、2009年春の完成を目途に鋭意工事を進めてまいりました。そのなかで、京都〜嵯峨嵐山間においては、密集した市街地での工事に伴う工事用進入路の確保や周辺環境の保全のための対策等に多くの時間を要し、馬堀〜園部間においては、地盤や地山の状態が悪く、施工に多くの時間を要しております。また、用地取得や事業説明ならびに関係箇所との協議等に多くの時間を要したなかで、地元や関係箇所の皆様に多大なるご理解やご協力を賜りながら工程回復に努めてまいりましたが、現時点で概ね1年程度の遅れが生じる見込みです。
また、複線化事業と併せて進めている亀岡駅ならびに嵯峨嵐山駅の橋上化工事については、予定どおり、2008年春の開業(嵯峨嵐山駅は部分開業、同駅の全面開業は2008年秋の観光シーズン頃を予定)を目標に進めております。
なお、2008年度の早い時期に花園〜嵯峨嵐山駅において5箇所の踏切を立体交差化するほか、順次現行の車両の入れ替えを進めるなど、お客様の利便性や快適性の向上を図ってまいりたいと考えております。
(2007年111月27日=JR西日本