ITT(Innovative Technology Train)
営業運転を開始しているJR東日本のキハE200系と比べて、どちらが優っているのでしょうか?
JR北海道は、世界で初めての『鉄道車両用モータ・アシスト式ハイブリッド駆動システム』を搭載した車両(ITT)を開発しました。この車両の駆動システムは動力性能の向上と省エネ・環境負荷低減のトレードオフを解決したコストパフォーマンスの高い次世代車両用ディーゼルハイブリッドシステムです。
- 車両の特徴
- システムの構成
- モータを持ったアクティブシフト変速機、コンバータ/インバータ、バッテリ及び制御装置で構成されています。
- 車輪への動力伝達方法
- エンジンからアクティブシフト変速機を介する方法
- モータから変速機を介する方法
- 1と2を併用する方法
- ブレーキ時はモータを発電機としてバッテリに充電
- 走行パターン
- モータ走行
- エンジン走行
- モータとエンジンを併用したモータアシスト走行
- 回生
- 試験走行
- 11月から来年1月頃まで、営業線での走行試験を行い、車両性能の確認、燃費測定等を行う予定です。
(2007年10月24日=JR北海道)