関空でニアミス

音声でのやり取りでは、限界がありそうな気がします。

20日18時10分頃、関西国際空港バンクーバー行きのエア・カナダ36便(B767-300)が関空の滑走路に誤って進入し、同じ滑走路に降りようとした那覇関空行きの日航2576便(B767-300)が着陸を急遽やり直すトラブルがあった。管制とエア・カナダ機の交信ミスが原因とみられる。両機の乗客乗員計459人にけがはなかった。
管制からの着陸やり直し指示の際、日航機は滑走路の手前わずか約2.7km付近、約1分後に着陸する地点まで迫っていた。一歩間違えれば衝突事故になりかねず、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は事態を重視。トラブルを事故に準じた重大インシデントに認定し21日、事故調査官3人を現地に派遣した。
(2007年10月21日=NIKKEI NET)