仕業検査忘れ(JR北海道)

人間の注意力に頼るのでは難しいかも知れません。

6月25日に旭川運転所の検修社員が6月22〜24日分の検査実績をシステムに入力していた際、キハ150-6号の前回仕業検査が6月18日となっており、仕業検査は6月24日で行うべきところを、日々の作業(仕業検査・給油・給水・清掃等)内容を
記載する「列車編成表」では、仕業検査の指示の記載がないことに気づき、関係箇所へ連絡し調査したところ、当該車両の定期検査がされていないことが16時15分頃判明しました。
この車両は、富良野15時34分発、旭川行き普通列車として運行していたため、旭川駅到着(17時02分)後に別の車両に差し替えました。検修社員を旭川駅に派遣し、当該車両の検査を行いましたが、車両に異常はありませんでした。
なお、この車両は旭川駅到着時点で仕業検査期限を「27時間54分」超過しており、前回仕業検査(6月18日実施)からは、合計「171時間54分」運行していました。この間、検査期限を越えて走行した距離は、567.8kmで、このうち営業列車では、548.0km走行しています。
(2007年6月26日=JR北海道