大阪駅周辺で停電

28日12時半頃、JR大阪駅で停電が発生。照明やエレベーター、エスカレーター、自動改札機、自動券売機などが止まり、約4時間後に復旧した。鉄道用の電力や信号は停電しておらず、電車の運行には影響はなかった。JR西日本の変電所(大阪市福島区)で発生した停電の影響とみられ、同社が原因を調べている。
関西電力によると、12時35分、38分に3回、42分、55分に計6回、大阪市北区福島区大正区などで瞬時に電圧が低下。北区で約9,500戸、福島区で約4,500戸が影響を受けた。
大阪市交通局によると、12時35分頃、御堂筋線江坂〜中津間の全駅が停電し、駅の照明や信号灯が全て消えた。同線は一時運転を見合わせたが、約10分後に復旧した。
(2007年2月28日=asahi.com

<2007年4月10日追記>
未使用部分のチェックを忘れるというのはありがちな話ではあるのですが。

JR大阪駅で2月末に起きた大規模停電の原因は、大阪駅へ電力を供給するJR西日本の変電所で、3年前に設置した電気ケーブルの接続装置のスイッチが、必要もないのに入れっ放しになっていたためと9日、分かった。
JR西日本によると、大阪市福島区の同社変電所に2004年3月、電機メーカーが接続装置を設置。将来の増設用でスイッチを切っているはずだった。しかしスイッチが入っていたため、約3年間ずっと約77kVの電圧がかかった。絶縁部分は湿気やほこりで次第に弱くなり、ショートを起こした。
(2007年4月10日=京都新聞電子版)