南荒尾信号所で保守用車脱線

保守用車の危険性は、何度も問題になっています。貨物への影響の方が大きかったでしょうね。なお、北方へ大きく迂回している線路が下り本線、西方へ真直ぐ伸びている線路が下り別線と上り本線です。下り本線上には、かつて新垂井駅がありました。

25日0時45分頃、東海道本線南荒尾信号所(大垣〜垂井間)で、保守用車がポイントを割り出し、脱線した。この影響で、東海道本線は下り線が4時28分まで運転見合わせとなり、東京発高松・出雲市行き寝台特急サンライズ瀬戸・出雲」など下り列車4本が最大1時間47分遅れ、約450人に影響した。
保守用車は、南荒尾信号所と大垣駅の間に置いてあった廃レールを取りに行くため、空のトロッコ4両をモーターカーが推進し、下り本線を逆走する形で大垣方面へ進行。トロッコはポイントを乗り越えて進んだが、最後尾の作業用車両だけが脱線した。
(2006年12月25日=asahi.com