車掌乗り損ない

ドアスイッチはどうなっていたのでしょう?

6時50分ごろ、東海道本線の御殿場発浜松行下り普通電車(6両編成)が、車掌を乗せずに沼津を発車し、次の駅の片浜まで「車掌不在」のまま走行した。車掌はタクシーに乗り片浜で追い付いたが、電車は23分遅れて同駅を出発。下り線の普通電車6本が11分から37分遅れ、乗客約2,200人に影響が出た。
JR東海静岡支社によると、車掌は沼津を6時48分に発車するこの電車に乗るはずだった。車掌は時間通りにホームに行き、いったん乗車したが、業務用カバンをホームに忘れたことに気付き、取りに行こうとホームに降りた瞬間、ドアが閉まり発車したという。車掌は沼津からJR東海の司令室(静岡市)に乗り遅れたことを電話で連絡。電車は片浜で車掌を待ち、出発した。
(2006年11月13日=静岡新聞