リニモ苦戦

予想の半分以下という苦しい状況だそうです。

愛知高速交通は4月から、沿線大学と駅を結ぶ専用の無料循環バスを新たに走らせる方針を決めた。無料バスは、長久手古戦場駅が発着点。愛知学院大日進キャンパスと、名古屋外国語大や名古屋学芸大・同大短期大学部が集まる地区を結ぶ約4kmを回る。これまで学生は名古屋市内などから出るスクールバスや公共バスを利用。リニモの最寄り駅となる長久手古戦場駅からは距離が遠いことから敬遠されている。
バスは学生と大学関係者に限り利用でき、8時台から19時台まで運行。ピークを迎える午前中の一部の時間帯には1時間に6本ほど走行する。学生証などを提示し、乗車する。
リニモは万博開催最終月の9月は、1日平均で約132,700人の利用があった。同社は万博終了後も1日平均31,500人は確保できると見込んでいたが、閉幕直後の10月に、13,000人に下落。その後もさらに利用者は減り続け、12月には約9,500人まで落ち込んだ。今年1月に約11,200人まで戻したが、依然、低い水準であることには変わりはない。
(2006年3月25日=Chunichi Web Press)