静岡空港完全運用開始

便数が増えるとよいのですが。あ、それよりFDAの経営を心配しないと。(w

航空法の高さ制限に触れる立ち木があったため、滑走路を計画より300m短縮して開港した静岡空港で、滑走路2,500mの完全運用が27日、スタートした。より大型の航空機が離着陸でき、ハワイなどへの直行便の就航が可能となる。
県空港部によると、悪天候時に電波で航空機を誘導する計器着陸装置も完全稼働するため、天候不順による目的地変更や欠航が減る。就航便や利用客の増加が期待されている。
静岡空港は6月4日の開港以来、国内、国際合わせて6社8路線が就航。しかし搭乗率は大半の路線で40〜60%台にとどまり、利用率アップが課題となっていた。
立ち木問題は昨年発覚。滑走路の短縮工事で開港が3カ月遅れた。県は今年5月に立ち木を伐採、国土交通省の検査も通り、完全運用の準備が進められていた。
(2009年8月27日=CHUNICHI Web)

(参考)7月の国内線搭乗率

路線 搭乗率 運航会社
千歳線 78.0% JALANA
小松線 47.4% FDA
福岡線 63.0% JAL
熊本線 39.7% FDA
鹿児島線 58.0% FDA
那覇 82.6% ANA

一畑電車で脱線

現場はこの辺りでしょうか。軌道保守の不良な悪寒がします。

27日正午頃、松江市西浜佐陀町の一畑電車北松江線朝日ケ丘〜松江イングリッシュガーデン前間で、下り普通電車(2両編成)の1両目が脱線し、80mで止まった。線路脇の鉄柱にぶつかり、運転席の窓ガラスが割れたが、運転士と乗客17人にけがはなかった。
同社などによると、現場は単線で、上り坂の左カーブ(半径200m)を曲がった直後に1両目前部の左右4輪が線路右側に脱線した。カーブの制限速度は55km/hで、レールに沿って脱線を防ぐ防止ガードが設置されていたという。松江署によると、運転士(36歳)は「脱線するまで異常はなかった」などと話しているという。同署は業務上過失往来危険の疑いもあるとみて、運転士や同社関係者らから話を聞いている。運輸安全委員会は同日、事故原因調査のために調査官2人を派遣した。
この事故で同線は、松江しんじ湖温泉〜津ノ森間の運転を取りやめ、バスで代替輸送している。復旧は28日以降の見通し。
(2009年8月27日=asahi.com