一畑電車で脱線

現場はこの辺りでしょうか。軌道保守の不良な悪寒がします。

27日正午頃、松江市西浜佐陀町の一畑電車北松江線朝日ケ丘〜松江イングリッシュガーデン前間で、下り普通電車(2両編成)の1両目が脱線し、80mで止まった。線路脇の鉄柱にぶつかり、運転席の窓ガラスが割れたが、運転士と乗客17人にけがはなかった。
同社などによると、現場は単線で、上り坂の左カーブ(半径200m)を曲がった直後に1両目前部の左右4輪が線路右側に脱線した。カーブの制限速度は55km/hで、レールに沿って脱線を防ぐ防止ガードが設置されていたという。松江署によると、運転士(36歳)は「脱線するまで異常はなかった」などと話しているという。同署は業務上過失往来危険の疑いもあるとみて、運転士や同社関係者らから話を聞いている。運輸安全委員会は同日、事故原因調査のために調査官2人を派遣した。
この事故で同線は、松江しんじ湖温泉〜津ノ森間の運転を取りやめ、バスで代替輸送している。復旧は28日以降の見通し。
(2009年8月27日=asahi.com