八雲駅で脱線

29日22時頃、JR函館本線八雲駅を出発した直後の長万部発森行き普通列車(1両編成)が脱線した。
乗客2人と男性運転士にけがはなく、乗客は代行輸送のタクシーで移動した。
JR北海道によると、脱線したのは同駅ホームから約500m先のポイント付近で、通過直後に同列車前部の車輪四つが右側に外れた。同社で脱線した原因を調べているが、雪に乗り上げた可能性があるという。この事故で、急行列車2本が運休、乗客約240人は長万部〜函館間の代行バスに乗り換えた。
国土交通省運輸安全委員会は1日、鉄道事故調査官を現地に派遣することを決めた。
(2012年3月1日=YOMIURI ONLINE