川下り遊覧船が転覆

僚船がいるのもかかわらず、これだけ大量の行方不明者が出たということは、救命胴衣を着用していなかったのではないかと思われます。

17日14時27分頃、浜松市天竜区二俣町鹿島の天竜川で、「遊覧船が転覆した」と船を運営する天竜浜名湖鉄道から浜松市消防局に通報があった。
同消防局などによると、転覆した遊覧船(定員34人)には乗客22人と船頭2人の計24人が乗っていた。これまでに19人が救助されたが、70歳代の女性1人が死亡、5人が行方不明。6人が病院に運ばれた。
病院に運ばれた人のうち、高齢の女性1人が重体。残る5人の容体は不明という。行方不明者は、乗客の男児(2歳)、男性乗客(82歳)、船頭1人と、年齢、性別ともに不明の2人。
遊覧船のコースは約6kmで、50分かけて川下りを楽しむ。事故当時、3隻の船に船頭と乗客が分乗しており、前から2隻目が転覆したという。
(2011年8月17日=YOMIURI ONLINE