インドで急行列車が脱線

インド北部ウッタルプラデシュ州ファテプール近郊で10日、急行列車が脱線し、インド鉄道省によると、スウェーデン人2人を含む少なくとも68人が死亡、180人以上が負傷した。
列車は事故当時、100km/h以上で走行中だったとみられ、25両編成のうち15両が脱線。一部の車両が前の車両の上に乗り上げるなどし、約10両が大破した。PTI通信によると、事故直前に機関車が揺れ始め、煙が出ていたと乗務員が証言しているという。
一方、北東部アッサム州グワハティ近郊でも同日夜、急行列車が脱線。客車4両が横倒しとなり、少なくとも100人が負傷した。線路脇のジャングルから起爆装置につながる配線が見つかっており、捜査当局は、何者かが線路に爆弾を仕掛けたものとみて調べている。
(2011年7月11日=asahi.com