SMS相互接続

NTTドコモKDDI沖縄セルラーソフトバンクモバイルイー・アクセスの5社は、SMS(ショートメッセージサービス)を各社ユーザー間でやり取りできるようにする、事業者間接続を7月13日より開始する。
SMSは、短い文章をやり取りできるサービス。海外では多く利用されているものの、これまで日本では、メールサービスが普及していたこともあり、利用頻度はあまり高くはなく、やり取りできる相手も同じ携帯電話会社のみとなっていた。仕組みとしては、メールサービスがパケット通信で送受信するのに対し、SMSは基本的に、音声通話と同じく回線交換を用いている。
事業者間接続の開始にあたり、各社からSMSの料金体系などについて発表も行われている。なお、SMSの迷惑メールが発生すると、受信ユーザーからの申告情報は、各携帯電話会社とMVNO仮想移動体通信事業者、携帯各社のネットワークを借り受けてサービス提供する事業者)に通知されることがある。
(2011年6月1日=ケータイWatch