鉄道の復旧

仙石線矢本〜石巻の復旧が7月末と発表されました。
<2011年5月27日追記>

JR日本は26日、東日本大震災で不通となっている仙石線矢本〜石巻間(8.8km)の運転を7月末にも再開させると発表した。暫定ダイヤでの運行となる見通し。変電設備が被害を受け、ディーゼル車での運行を予定している。
矢本〜石巻間は石巻陸前山下宮城県石巻市)、陸前赤井(同東松島市)の各駅が冠水し、踏切11カ所が浸水などの被害を受けた。線路にも土砂が流れ込んだが流失せず、運転再開の方針を決めた。
陸前赤井駅の変電所が損壊して電力供給の見通しが立たず、当面ディーゼル車を導入する。陸羽東線などで使われているディーゼル車を回すほか、他の支社管内で運行中の車両を借りる。
矢本〜石巻間では駅舎の復旧作業を進める一方、仮駅舎を建てることを検討している。
仙石線は28日に東塩釜高城町間(8.3km)で運転を再開する予定。高城町〜矢本間(15.9km)は線路の流失など津波被害が大きく、再開のめどは立っていない。
(2011年5月27日=KOLnet)