鉄道の復旧

東北本線(仙台〜一ノ関、岩切〜利府)が復旧しました。これで、首都圏〜北海道の貨物列車が最短ルートを走れるようになります。
トンネルが水没した仙台空港鉄道も復旧に向け、動き出しています。

東日本大震災で大きな被害を受け、運休している仙台空港アクセス線について、宮城県20日、7月末をめどに名取〜美田園駅間で運行を再開させる方針を決めた。名取駅JR東北本線に乗り入れ、仙台まで直通運転する見込み。9月末までに仙台空港駅までの全線開通を目指す。
県によると、仙台空港駅1階の運行司令室は、機械類が津波で壊滅的な被害を受けており、運営会社の仙台空港鉄道美田園駅に運行管理設備を仮設する。
海水が流れ込んだ空港敷地内のトンネルでは、がれき撤去が完了。21日には排水作業も終わる見通しになった。
アクセス鉄道の復旧事業費をめぐり、宮城県鉄道事業者の負担をゼロにし、国がほぼ全額負担するよう国土交通省に要望している。
(2011年4月21日=KOLnet)