ドイツ東部で列車正面衝突

外国においては、正面衝突も珍しくありません。

ドイツ東部ザクセン・アンハルト州のオッシャースレーベン近郊で29日夜(日本時間30日朝)、列車同士の衝突事故があり、DPA通信によると、少なくとも10人が死亡、二十数人が重軽傷を負った。ベルリンの日本大使館によると、日本人が事故に巻き込まれたとの情報は入っていないという。
地元警察の調べでは、貨物列車とローカル線の旅客列車が正面衝突。その後、火災になったという。旅客列車は横転、一部が大破した。
現場は単線区間で、旅客列車には約50人が乗っていた。事故当時は濃霧で、旅客列車が約100km/h、貨物列車は約80km/hで走行していた。警察は「原因はまだ不明だ」と説明。関係者から事情を聴き詳しく調べている。
旅客列車は、同州中部の州都マクデブルクの駅から州西部のハルバーシュタットの駅に向かう途中。貨物列車は石灰などを積載していた。
(2011年1月30日=Chunichi web)