東京都で119番接続に障害

東京消防庁によると、東京都内の119番通報がシステムの一部に不具合が発生した。消防や救急などの通報がかかりにくくなっているほか、通報を受けて救急車の手配をするシステムにも不具合が生じたが、15時前に仮復旧したという。
(2011年1月5日=asahi.com

<2011年1月7日追記>
どうやら、LANをループさせてしまったようですね。

東京消防庁の119番通報のシステムに不具合が生じ、約4時間半にわたってつながりにくくなった問題で、同庁は7日、トラブルは配線を誤って接続したことが原因だったと発表した。職員による人為的ミスの可能性が高いという。
東京消防庁によると、5日の不具合の原因になったのは、同庁災害救急情報センターのシステムの一部。ホストコンピューターと消防署の端末をつなぐ中継装置に、1本のケーブルが両端とも接続してあったという。
このケーブルは、端末を増設する時に備え、片方は中継装置に接続し、もう一方は使用されない状態になっているはずだった。ところが、両端とも中継装置に差し込まれていたため、システム内で無限に情報が循環し、処理能力を超えたらしい。緊急時に作動するはずの予備のシステムも機能しなかったという。
再発防止策として、使用していない接続口にキャップをつけるという。同庁は「未接続のケーブルを見つけた職員が勘違いして差し込んだ可能性がある。ご迷惑をおかけし、深くおわびする」と陳謝した。
(2011年1月7日=asahi.com