225系、運行開始

「衝撃吸収性を追求すべきではない」とは言えないのですが、鉄道車両の場合、重要性は低いはずです。

JR西日本が、2005年4月の福知山線脱線事故の教訓を踏まえて開発した衝突時のショックを和らげる構造を持つ新型車両「225系」が1日、神戸線京都線阪和線などで運行を始めた。来年度以降、運行範囲を京阪神エリアの各路線に広げていく。
車両の素材はこれまでと同じステンレスだが、運転席周辺の前面と側面の骨組みを強化。電車が踏切などで大型トラックなどと衝突した際、比較的強度が小さい天井部分が先につぶれて衝撃を吸収し、緩和する構造(クラッシャブルゾーン)を採り入れた。乗客への衝撃は半減するという。
(2010年12月1日=asahi.com